いろいろレポート

ローソン×吉祥女子高校

高1生徒240名が集まる発表会に訪問


東京都武蔵野市にある中高一貫の女子校、吉祥女子高校で取り組まれている探究型学習プログラム『企業インターンワーク』の発表会に、ローソン事業サポート本部 環境社会共生・地域連携推進部の長谷川泉さん、鈴木暁子さん、合田早紀さんの3名が訪問されました。

この日は、ローソンを含む、日本を代表する企業の課題に挑んだ成果を発表する日。
各企業のインターンとして、話し合い、調べ、考えて、企画にまとめ上げた生徒たち。学年の代表として選ばれた計6チームが講堂でプレゼンしました。
 

ローソンの買い物と連動した「ゆるキャラを育てるゲーム」の提案

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ローソンでは、「からあげちゃん」というチーム名の6人が登壇。

企業からインターン生たちに与えられた指令の内容は、
「ローソンが“全てのお客さまレコメンドNo.1”になるために、自分の住むマチと店舗がコラボしたPRイベントを企画提案すること!」

その指令に対して「からあげちゃん」チームは今回、
ローソンで買い物をすることで自分の住むマチのゆるキャラを育てるゲーム「みんなでゆるキャラのマチ」を提案。
ゲームのプレイを通じて、商品のよさを知ってもらうとともに、環境への配慮や地域の活性化につなげることをねらいとした企画でした。

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生徒たちのプレゼンを聴いて、真剣にメモされているローソンの方々。

 

「“ローソンの継続的な利用”についてとてもよく考えられていました」

すべてのチームのプレゼンが終わった後、長谷川さん、鈴木さん、合田さんからの講評がありました。

「ローソンセレクトの商品を買うことで、ゲーム内のゆるキャラの親愛度を上げたり、クーポンをもらえるようなルールにするなど、“ローソンの継続的な利用”についてよく考えられていました」

「地域ごとの取り組みについては、webで取り組めていないのが課題であると実際に感じていたので、“利用者とマチをつなごう”というコンセプトがとてもよかったです」

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ローソンの方々からの講評を真剣な表情で聞く生徒たち。
できていた点を企業の方から直接伝えてもらったことは、このワークに取り組んだ全員の大きな自信につながっていました。
終わった後、会議室で今回の授業を担当された先生と今日の感想をシェア。

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「この取り組みに、先生はほとんど関与していない」

「今回の取り組みは、教員はほとんど関与していないんです。今日の発表会でも司会やタイムキーパー、企業の方の案内などもすべて生徒たちだけでどうやるかを考えて動いていました」
という先生のお話を聞いて、

「それはすごいですね。何も指導されていないんですね?」
とローソンの方々はびっくり。生徒が主体性を発揮できるようにするための学校の工夫に、
とても感心されていました。

そして、ローソンの方々からの
「社会人でもあんなに上手にプレゼンできないですからね」
という率直な感想に、担当の先生もとても嬉しそうにされていました。

生徒のインターン活動を通じて、
企業の方が最新の学校教育について目を向けられる有意義な機会となりました。

<TWICE PLAN 河野>