トゥワイス・プランにインターンとして関わっている、明治大学商学部4年生の冨ヶ原啓太郎さんにお話を聞きました。
Q.インターンとして学校ではどんなことをしていますか?
授業が行われている教室に行ってプレゼンにコメントをしたり、ブレストをしているところにファシリテーターとして入らせてもらったりしています。
3ヶ月や1年をかけて同じ学校の同じクラスに何度か行くので、生徒たちと並走している感覚です。
ブレストをしているところに、「これは何?」と話しかけると、楽しそうに説明をしてくれます。
そんなやりとりをするのが、個人的には一番好きです。
Q.実際に学校を訪問してみて、学校の様子や感じたことについて教えてください。
どこの学校に行ってもすごく面白そうに、わくわくしながらやっているのを見ているだけで、こちらも頬がゆるみます。
印象的なのは、生徒たちが自分の考えを口に出して、それが認められた瞬間に楽しそうな顔をしていることです。
長期間見ている分、成長が見られます。
ずっと並走していく中で、気がついたら楽しそうにブレストをするようになっている姿や、堂々とプレゼンができるようになっている姿を何回も見ていると、「なんでこんなにできちゃうんだろう?」と不思議に思います。
自分たちで「こうやったらもっとよくなるんじゃないか」というアイディアをどんどん出して、すぐに吸収し、次会うときまでに形にしているという学びのスピード感をひしひしと感じます。
それに刺激を受け、こんなふうに自分もやれたらいいなと行くたびに思いますね。
Q.インターン活動で学んだことは何ですか?
自分が今どういうふうに立っているのか、座っているのか、そしてそれを相手がどんなふうに受け取るのだろうか。
“自分が何をするか”よりも、“どういう自分であるか”ということを考えるようになって、あり方が重要なんだなと思うようになりました。
また、短い期間の中で生徒たちがこんなに成長している様子を見せられると、「自分ももっとできるんだろうな」と思えてきて、どんな人でも、何でもできるんじゃないかという可能性も信じられるようになりました。
Q.理想の学校はどんな学校だと思いますか?
その人の持っている力や自然なよさを、学校の先生、友だち、自分のような外部の人が自然に認めている。そのことによって、その人の力が一気に伸びて、その人にしかできないことができる。そういうことがいいな思います。
“その人らしさ”が、誰からも認められて、輝くことができるところが“学校”であればいいなと思います。◼︎
生徒たちといつも楽しそうに語り合い、優しくサポートしている冨ヶ原さん。
お話しいただきありがとうございました。