いろいろレポート

企業インタビュー〜朝日新聞社 内田英良さん|TWICE PLAN

2018年から『企業インターンワーク』に協力いただいている朝日新聞社。
昨年の「トゥワイス・アウォード全国大会」、「TWICE PLAN サマー・スクール」を含め、年間での取り組みで感じられたことを、ご担当の内田英良さんにお聞きしました。

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新聞というメディアは、紙からデジタルへの移行期を迎えています。
かつては多くの家庭に新聞が日常的にあるのが普通でしたが、今は親の世代も新聞をとらなくなり、紙の新聞は見たことも触ったこともないという中高生が多いと思います。

「若者の新聞離れ」ではなく、実は「新聞の若者離れ」であるという状況であり、新しいメディアの形を模索しているなかで、中高生の持っている柔軟な発想に触れるのは、とてもおもしろく価値があると感じています。

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2019年8月に行われたサマー・スクールの様子。朝日新聞社のインターンとして集まった生徒たちと直接対話をしました。

夏に参加したサマー・スクールでは、生徒たちと直接話してみて、意外に新聞のことを新鮮に思ってくれてるなということや、デジタルなどの新しい分野に挑戦していることを知ってくれているのがわかりました。

“10年先は全く違うことをしている会社になっているかもしれない”、“新聞だけやっているのではなく、会社は進化している”ということも伝わったのではないかと感じました。

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私たち新聞社にとって、原点である”ジャーナリズム”をどのような形で残していけるのかということが大きな課題としてあります。
それは、簡単に発信し、大量に受け取ることのできる今だからこそ、情報をどのように扱うのかという情報リテラシーがますます重要になっているからです。中高生のときから「ジャーナリズムをどうやって守っていくのか、どういう形で伝えていくのか」ということを考えることは、大変意義があることだと思います。

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「第9回トゥワイス・アウォード全国大会」で朝日新聞社賞を受賞したチームを表彰。

“取材して発信する”ということをとおして、いろんな意味で役に立つ力が身につくということも体験してもらえたらいいですね。

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「“ジャーナリストの視点”を得てほしい」。取り組みの当初からおっしゃっていた想いとともに、これからの社会の担い手である中高生たちの可能性を見守られていました。

内田さん、ありがとうございました。

〈TWICE PLAN 織田〉