授業レポート

【清泉女学院中学校】探究の学びでプレゼンのコツを身につける〜『プレゼンワーク』プレゼン本番

清泉女学院中学校3年生の総合学習で、プレゼンで相手にどのように効果的に伝えるかを探究する『プレゼンワーク』が4月からスタート。

2回目で最後の授業となる今回は、チーム毎に決めたプレゼンテーマについて、今日までに調べてまとめたことをプレゼンテーションしました。

 

根拠を伴う説得力のあるプレゼン

探究学習 プレゼン

「清泉の校章から見るデザインと補色残像」
「この人に投票させたい!と思わせる方法」

など、チーム独自の視点で設定したテーマについて、色やデザインの知識を使って証明したり、実演で証明したりと、根拠を伴う説得力の高いプレゼンを行いました。

 

設定したテーマについて深く考察

探究学習 プレゼン

「ディズニーランドがなぜ夢の国と言われるのかを建築の視点から考察」
「プリキュアが大人にも人気な理由を社会的な視点から考察」
「ジブリの魅力を“使用している色の数”で考察」

など、一般的には知られていないような情報をたくさん盛り込んでいたことから、高い探究力を発揮してきたことが伝わります。

 

聞き手に興味を持ってもらえるように工夫

探究学習 プレゼン

「捕食残像」のことを伝えるために「みなさん、ここを10秒間見てください」と言って残像が残るのかを聞き手に体験してもらったり、「プリキュア名言ブックは1200円と高いので、親に頼んで買ってもらってください」と、聞き手のアクションベースの言葉を使ったり、聞き手に伝わることを意識したトークとスライドでプレゼンテーション。

探究学習 プレゼン

プレゼン終了後は、チームでここまでの取り組みを振り返り、各自で気づいたことや学んだことをワークブックに書いていきます。

今回のプレゼンの実践をとおして、「自分の伝えたいことを相手に効果的に伝えること」がどういうことなのかについてたくさんの気づきを得ていました。

<TWICE PLAN 河野>

学校名:清泉女学院中学校
科目:総合学習
ワーク:『プレゼンワーク』