2016年12月2日、千葉市の小中学校で10年目の先生方を対象にして行われている「千葉10年経験者研修」が最終日を迎えました。
初日の様子はこちらをご覧ください。
この日の研修は、キャリア教育とアクティブ・ラーニングについての講義と、社会体験研修を振り返るグループワークを実施しました。
「社会体験研修で学んだアクティブ・ラーニングのやり方を活かして、学校でチーム学習の授業を行いました。給食の残飯が問題になっていたので、その問題を解決する課題にしました。先生が野菜博士に扮したりして生徒たちは大盛り上がり。解決方法もいくつも出てきて楽しく取り組んでいました(研修先:千葉市ふるさと農園)」
「福島の被災地支援に行って、草刈りやバスで現状の話を聞いた。命の大切さや自分たちに何ができるのかをよく考えさせられる経験だった(研修先:福島復興ボランティア)」
「千葉ロッテマリーンズでは、球場への集客をするための広報戦略が練られていました。先生は集客を考えない立場ではあるけど、そう行った企業が売り上げを上げて存続していくという仕事を知ることができました(研修先:千葉ロッテマリーンズ)」
講義後はグループワーク。
研修を行ってきた団体・企業での活動をとおして得られた気づきをシェアします。
さまざまなお互いの体験をじっくりと耳を傾けて、聞き合う先生方。
実際に、今回の研修を活かしたキャリア教育の授業を学校で実施している先生もいました。
この取り組みを生かして、先生方がそれぞれの学校でキャリア教育を推進していく姿が目に浮かびました。