『学校フリーペーパーワーク』の4回目は、実際にインタビューをしたり撮影するために、足を動かしてネタをとりに行き、紙面をつくります。
まずはチームごとに前回までにやってきたことを見返しながら、今日することを確認しました。「自分たちは来週インタビューに行けるようにアポを取ります」 「僕たちは駅から高校までにかかる本当の時間を計ります」 この日の予定を順番にクラスのみんなに共有してからスムーズに動き出しました。
「撮影」と書かれた赤い腕章を着け、「取材をするんだ」という実感にテンション高く、カメラを片手に教室の外へと繰り出すチーム、メンバーが集めてきた情報や写真を材料に早くも紙面をつくりだすチームもありました。
『こんなところにも!?おもしろ手すり特集〜』という記事を企画し、校内の手すりの写真を撮りながら考察するチーム。「短い手すりは何のためにあるのか」、「手すりがドアのここにあったら使えない」、「棟によって建てられた年が違うのに、手すりのデザインは一緒」。地下から7階の屋上までを観察し、手すりを切り口に学校を再発見していました。
上野駅から学校までの時間を調べるチームは、駅の出口からと改札からでは2分以上も違うことを発見。 それをきっかけに、「信号が赤だと36秒プラスだ」、「じゃあ1階から7階まで何分かかるか調べよう!」と次々に案を出しては終始笑いながら情報を集めていました。
各チーム、頭だけで考えるだけでなく、身体と気持ちを使って“生きた情報”をつかんでいました。 これから、編集部としての話し合いをしながら、ひとつのフリーペーパーにまとめていきます。
〈TWICE PLAN 小山〉