授業レポート

羽衣学園高校『企業インターン』

この日は2年B組もグループ面談です。
スカイプを使った面談をする、みずほフィナンシャルグループと読売新聞のチーム。
企業へのビデオレター撮影をして、チームの紹介をするファミリーマート、大塚製薬チーム。
どのチームも何を伝えるかについて、チームで最後の話し合いをしたり、確認をし合っています。

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みずほフィナンシャルグループのチームは、スカイプで担当者の宿利さんと面談すると聞き、「楽しみだ、練習せな!」とチームで集まって自己紹介の練習を何度も繰り返していました。
元気さと親しみやすさを出そうと、挨拶や身振りを交えて元気よく伝えようとしていました。

しばらくしてから、大塚製薬チームのビデオ撮りからスタートです。
ビデオカメラの向こうにいる大塚製薬の担当の方に向かって伝えていきます。

途中チームメイトと段取りを確認しながら丁寧に伝えるチームや、「製薬会社なのになぜ飲料を売ろうと思ったのでしょうか?」と質問したチームもありました。

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読売新聞チームは、スカイプ面談です。
担当の佐藤さんから「新聞会社は取材力が大切です。ぜひ、質問などをして人から色々と引き出してみてください。だからどんどん質問してくださいね」と伝えられました。

それを受けて、1日に発行する部数や、読売新聞の出している書籍などについて、たくさんの質問が出てきました。
佐藤さんは丁寧に答え、それを聞きながら必死にメモを取る生徒たち。
初めての面談をやりきった生徒たちは、「緊張した。頭皮からすごい汗が出た」と満足そうでした。

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ファミリーマートチームも、担当者にビデオレターを届けます。
マイクなしで元気よく発表するチームや、スイーツやファミチキなど、食べものに関する質問などをするチーム。

最後にみずほフィナンシャルグループのチームです。
10回もリハーサルをして臨みました。

手を一杯に振って元気よく、担当者の宿利さんに挨拶。
「みずほ銀行で一日に動くお金の量は?」という質問に、宿利さんは50兆円と答え、例えも分かりやすく「100万円の札束を並べると東京大阪間がつながる量です」。その答えに生徒たちはただただ驚いていました。
また、その他にもいろいろ質問をして、ノートにしっかりと、聞き出したことを書きとめていました。

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宿利さんも「非常に元気いっぱいなチームで、いいですね。課題に対して分からないことがあればいつでも質問くださいね」と最後にお互い手を振りあって面談が終了しました。

終わった後、生徒たちは「私たちの質問に対して、すぐに明確に分かりやすく答えてくれた宿利さんの頭の回転の速さは凄いと思った」と話し、「さすが、銀行マンやなあ。とても楽しかった」と嬉しそうでした。

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授業の最後に、企業からの指令が各チームに届き、さっそく先生や私に質問してくるチームもありました。

先生は「ビデオレターはビデオ撮りで緊張感があって、スカイプとは違う面白さがありますね」「面談までに生徒たちが集中して、一生懸命に準備してい
たのが素晴らしかった」と嬉しそうでした。

<TWICE PLAN 西崎>