探究や教科横断の学びなど、今学校に求められている学び方のヒントを得ていただくために、先生方を対象にしたワークショップを行いました。
今回は、2020年からの大学入試の採用されることで
会場をご提供いただいた目黒日本大学高校の先生方と、「ポートフォリオ」の取り組みに興味を持たれている先生方が参加されました。
ワークショップは、「講義」と「模擬授業」の2部構成。
はじめの「講義」で、すべての学びの土台となる、生徒の「主体性」を引き出すために先生がやるべきことについてお伝えし、「模擬授業」で、「ポートフォリオ」を題材に探究的な学びを実現するトゥワイス・プランのワークのひとつ、『ポートフォリオワーク』を体験いただきます。
模擬授業は、実際に授業を受ける生徒の気持ちを実感するために、ご自身の高校生時代を思い出しながら取り組まれます。
先生方の気分が高校生に戻ったところで、授業がスタート。
取り組みの目的を全員で確認したら、このワークを進めていくためのチームをつくります。
授業が進むにつれて、どんどん夢中になっていく先生方。
生徒会の活動に一生懸命打ち込んだ体験や好きだった授業など、自分の経験をチームメイトに伝えました。
進路のリサーチにも熱が入ります。
リサーチしたことをもとに、「この進路に向けて自分のことを伝えるなら、どう伝えるのが効果的だろう?」といった問いを立てながら、経験を振り返って意味づけしていきます。
最後はチームメンバーに向かって自己PR。
「生徒会でアンケートを取ったり、まとめる作業を通じて、人のために役立つということを学ぶことができましたし、その姿勢が自分の今後に生きてくると思っております」
具体的なエピソードを交えながら、経験から得たことや意義を語りました。
「あえて行かないであろう進路を想定したけれど、そこに向けて伝えるべきことを考えるところに学びがあった。むしろ気負わず、生徒も楽しくやれそう」
「このくらいしっかり順序を踏まないと、ポートフォリオって書けないなと感じた」
最後は、先生の目線で客観的に振り返り、効果的な学習に必要なことや気づいたことをざっくばらんに意見交換。
ワークショップ終了後にも、「自分の学校でこのワークをどのように活用できるか?」と熱心に話し合われていました。
TWICE PLANは、このような「新しい学び」を支援するワークショップや教員研修『TWICE PLAN ティーチャーズ・トレーニング』を実施しています。
ワークショップや教員研修、『トゥワイス・プラン』のワークに関するお問い合わせは、フォーム、または、お電話03-6861-3553でお気軽にご連絡ください。