中学1年生から高校2年生までの生徒と、観覧にいらした保護者の方、約200人が集った体育館。
5年生(高校2年生)7ヶ月間の取り組みの集大成として、最後のプレゼンテーションを発表しました。
「自分と社会の関わりってなんだろう?そんなことを、発表する5年生の姿勢から学んでください。5年生は最後楽しんで発表してくださいね」
校長先生からのエールを受け取り、発表会スタート。
「たくさんの人が朝ごはんや昼ごはんで使うコンビニのお弁当は、健康に悪いイメージがあります。そこで健康にいい、『世界に一つだけのお弁当』をつくれるようにしました!」
セブン&アイの「winner」チームは“いい気分BOX”というカスタマイズ可能な健康弁当を考案。 コンビニのスタッフとお客さんのコミュニケーションが生まれ、より信頼され愛されるお店になるというヴィジョンを示しました。
「高校生はおもしろいと思わないものには興味を示さない。スマホを使用できるものを好む」
と、分析した森永乳業チームは、
「スマホから答えられるクイズを商品に付けて、たくさんの高校生がアクセスするようにします!」 と提案。
各チームの発表ごとにたくさんの質問が上がり盛り上がる会場。
「そもそものクイズの認知度を上げる工夫はどんなものがありますか?」
「ヨーグルトにQRコードがあっても、朝は忙しくてアクセスしないんじゃないでしょうか?」
といったするどい質問も飛び交います。
「僕らがつくったPR映像をご覧ください!」
明治のチームがつくった動画は場内に笑いを巻き起こし、大塚製薬チームの新商品には「おいしそう」という声が上がりました。
この日会場にいらした大塚製薬の青木さんは、
「私の方が緊張してしまいました。とてもレベルが高く、社会人のプレゼンかと思ってしまいました。この経験を生かしてがんばってくださいね」
と生徒たちを称賛。
「ほとんど人前で話せなかった生徒が、今日は壇上に上がって話していました。安心して社会に出ていけるように、今日はそのいい一歩になったんじゃないかなと思います」
取り組みを担当された先生も、発表を振り返り、笑顔でおっしゃっていました。
<TWICE PLAN 冨ヶ原>