チームで設定した探究テーマについてプレゼンすることをゴールに、魅力的なプレゼンのコツを身につける探究学習プログラム『プレゼンワーク』。
4-5月に実施した『プレゼンワーク トーク編』に続き、スライドづくりについて学べる”スライド編”が千葉県八千代市の八千代松陰中学校・高校でスタートしました。
公募で集まった中1〜高2まで計24名が7月まで約1ヶ月間ワークに取り組みます。
初回の授業の今日は、「チームづくり」と「プレゼンのトピック選び」をしました。
中高生の「プレゼン」「探究学習」に対するイメージ
ワークがはじまる前に、zoomのチャット機能を利用して、アンケートを実施。
プレゼンのスライドづくりに関しては、
「話すのは苦手だけど、スライドづくりであればできそう」という声が多くあがりました。
イメージ調査でも、「難しそう」と思いつつも「おもしろそう」「かっこいい」といったプラスのイメージを持っている回答が目立ちます。
探究学習のイメージは、
約半数の参加者が中学1年生で「はじめて探究学習に取り組む」という状況だったこともあり、「難しそう」という回答が多い一方で「おもしろそう」「自由にできそう」という回答も多く、はじめての取り組みを前向きに捉えていることがわかります。
初対面でもオンラインで積極的にコミュニケーション
(”チームづくり”での対話)
「じゃあ、順番に自己紹介していきましょうか!〇〇さんお願いします」
「はい、中1の〇〇です。最近このアーティストにはまってます。よろしくお願いします!」
(”プレゼンのトピック選び”での対話)
「オリンピックに3票、消毒液の問題で3票か、どうしようかな・・」
「オリンピックは延期したけど、来年の開催時にもコロナ対策はきっと続けるじゃないですか?なので、”オリンピックはコロナによってどう変わっていくのか”というトピックにするのはどうでしょう?」
「”新しい生活様式”って最近言われてるけど、実際何がどう新しくなったのかって知らなくないですか?」
「たしかに!」
「そのテーマ、いいと思う。あと、最近消毒液の成分が問題にされてなかったっけ?」
初対面のチームメイトと積極的に対話を重ね、他者と協働して自分たちの答えを見つける力を発揮していました。
最初に発表した”チームの意気込み”でも
「コミュニケーションをしっかりしていいプレゼンにしたい」
「仲良く・わかりやすくスライドをつくります」
と、チームワークを重視する姿勢を見せていました。
世の中の話題と自分の興味を一致させる
「『ONE PIECE』も好きなんだけど、『鬼滅の刃』はそれに追いつくぐらいの勢いで売れてるみたいで、すごいと思ったからプレゼンしたいです。みんなが読みたいと思ってくれたら嬉しい!」
「オリンピックについてと、消毒液について。どちらもおもしろいと思ったけど、いっそのこと両方をかけ合わせたトピックにしました」
今世の中で注目されていることと自分の興味の一致する部分をうまく見つけて、プレゼンのトピックを決定。
チームでトピックについてよく話し合ったことで、「伝えたい」意欲が高まっていました。
次回の講座では、今回チームごとに設定したトピックについて探究し、プレゼンの準備をしていきます。
<TWICE PLAN 冨ヶ原>