授業レポート

桐光学園高校『企業インターン』

プレゼン初日の5組。 ざわざわといつもと違う雰囲気の中、発表するチームは準備に余念がありません。
先生が発表順番を伝え、司会、タイムキーパー、ビデオ撮影係がスタンバイします。

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教室にはファミリーマートの岡さんがいらしています。
「みなさんの発表を楽しみにしてきました!」

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1チーム目は「プレソーシャルネクステージ」チーム。
BGMの琴の音色に乗せて「和は好きですか?」という問いかけからスタート。「和風コンビニ」ファミリーマートを提案します。店舗の内装も和風に全て国産の材料にこだわった品物を揃え、焼きたて、揚げたての食品を提供。
タブレット端末や携帯からのオーダーや、商品の受取時には、エコに風呂敷を使って持ち運びできるサービスの提供など、和を追求したアイディアが盛り込まれています。熱意をもって伝えようとする気持ちがとても伝わってくる発表でした。

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「素晴らしいですね。BGMもついて、スライドもわかりやすいプロ並みの見せ方にびっくりしました!」
と岡さん。和スイーツや魚の惣菜など、よく店頭で見かけるようになったことも含め、“和への回帰”の流れも実際にあることが伝えられるとメンバーもとても嬉しそうです。

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「自分は和食が好きで、コンビニでもそのような展開ができればいいと思って提案しました。今の話を楽しみにしたいと思います」と感想を伝えていました。

続いて、チーム「ニコニコ」の発表です。
「指令2」の内容を確認し、社会の背景を、少子高齢化や新入社員の離職率などのデータをもとに分析。そこから目指すべき点を3つに絞り、“高齢者対策”“多様化した好みに合わせる”“中学生向けの体験学習”を軸にした、社会とともに成長するコンビニ「クレスマーケット」を提案。
“成長する”という意味の「クレスケント」が名前の由来であること、バリアフリーや休憩所、音声付きのショッピングカートや個人の好みで選べるバイキング形式の売り場があること、中学生が2、3人のグループになり店内で体験学習出来るなど、具体的な企画内容を丁寧に伝えました。

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岡さんは、「たいへんわかりやすいプレゼンテーションでした。パワーポイントの説明もよく調べられていましたね」と声を掛け、中でも「音声付きショッピングカート」のアイディアにはとても驚き社内に持ち帰ってみたいと思うとおっしゃっていました。

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また、岡さんに“新人の離職率”に着目した理由を尋ねられ、「たまたまニュースを見ていたらその話題が報道されていて、それを企画に生かせないかと思って中学生の体験学習につなげました」としっかりと返答。「調査力はどこにも負けないと思って取り組んだので、そこを褒めてもらってとっても嬉しかったです」と感想を伝えました。

2チームともチームらしさを生かした素晴らしい発表でした。
その様子を見た他のチームもいっそう力が入っていました。

「2チームとも、とってもがんばっていていいプレゼンでしたね」
先生も笑顔でおっしゃっていました。

<TWICE PLAN 森>