『企業インターンワーク』は、日本を代表する企業のインターンとして、企業が“今まさに注力している課題”に取り組む学習プログラムです。2010年の提供開始以来、累計約8万人の中高生が参加。2025年度は全国「20都道府県・57校・10,216名」の生徒が取り組みました。
ここでは、生徒たちがこの取り組みをとおして得た学びについて、データとともにご紹介します。

この取り組みで印象的なのは、生徒たちの本気度の高さです。「私たちがこの企業を変えます!」「弊社は──」と、本当に企業の一員になり切って挑むチームが全国で数多く誕生。年度末の大会で企業賞獲得を目指すチーム、この体験を進路や入試に活かそうと意気込むチームなど、たくさんの生徒が「当事者意識」を持って企業の課題解決に取り組んでいます。

実際に生徒の満足度は非常に高く、授業後に記入する自己評価シートでは毎年99%以上が「楽しく取り組めた」と回答。
先生からは、「普段の授業では見られない一面を知ることができた」「進路指導や調査書に活かせる」といった声が多く挙がっており、生徒の個性や成長の様子を間近で実感できる貴重な機会となっています。

続いて、実際の取り組みをもう少し詳しく見ていきましょう。
まず注目したいのは、生徒がインターン活動を通して「主体的に」企業を知ることができたか?という点。
ワークの開始時には「お菓子の会社!」「CMが好き」といった断片的な感想が多く、馴染みのない企業の場合は「何を売ってるの?」という反応が見られます。

そこから活動が進み、企業の一員として課題解決に取り組んでいくと、状況は一変。教室には、企業理念の読み解きや「なぜその商品をつくるのか?」といった踏み込んだやり取りの声が一気に増えていきます。
取り組み後の結果では、「92%」の生徒が「インターン先の会社についてよく知ることができた」と答えています。

また、インターンとして会社のことを繰り返し考える過程で、生徒たちには「もっと知りたい」「応援したい」という気持ちが自然に芽生えていくことがわかります。
身近な商品の向こう側にいる人や、その想いに触れることで、働くことに対する興味・関心も深まります。
これは、「78%」の生徒が、インターン先の企業やそこでの仕事に興味を持ったという結果にも現れています。

さらに、ワークの終盤になると、各企業に対する認知・理解も、より明確な視点を獲得していきます。
企業の社会的背景は、プレゼンの中でも踏まえるべき要素ですが、取り組み前は「大企業・有名企業という印象」「特定の商品を提供する企業という印象」などの回答が中心であり、表層的な理解です。

これについても、取り組み後は大きく変化。「社会の課題に積極的に取り組んでいることを知った(60.2%)」「多様な事業で社会とつながっていることを知った(56.7%)」「会社の雰囲気・価値観に共感できた(42.8%)」というように、企業の持つより本質的な活動・意義について認識できるようになっています。

生徒たちが「本気で」課題解決に邁進したインターン活動。2025年度の取り組み総時間数は、生徒一人あたり約12時間、全国で延べ「18,200時間」。その時間は、生徒にとって非常に能動的なものです。
ネットやテレビで企業を“漫然と見る”のとは異なり、自分自身の頭と手足を使って会社の課題に向き合う経験は、生徒の記憶に深く残ります。

「こんなに考えてサービスを提供しているんだとわかって企業を見る目が変わった」「この後もずっと新商品を追っていきたい」「自分も将来同様の仕事に就きたい」といった生徒の発言がそれを物語っています。
これらが示すように、学校の授業で知識を学ぶだけでは到達できない、“社会とつながる学び”が、生徒自身の主体性によって実現することが、このワークの醍醐味と言えるでしょう。

『企業インターンワーク』は、「キャリア教育アワード 奨励賞」(経済産業省)を受賞した、国内屈指の実績を持つ探究学習プログラムです。国が掲げる「社会に開かれた教育課程」の実現に向けて、学校と企業が共に生徒の学びを支える取り組みとして、毎年全国の学校で実施されています。

ご興味のある学校・企業のみなさまは下記フォームよりお問い合わせください。

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朝日新聞社、旭化成、江崎グリコ、NEC、大塚製薬、キッコーマン、キユーピー、KDDI、JR西日本、シチズン時計、セブン&アイホールディングス、日清食品ホールディングス、パナソニック、ファミリーマート、みずほフィナンシャルグループ、明治ホールディングス、森永乳業、読売新聞、ロッテ、ローソン(敬称略・50音順)
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