2020年4月に提供が始まった探究学習プログラム『プレゼンワーク』の授業が、千葉県八千代市の八千代松陰中高でスタート!
「チームで設定した探究テーマについてプレゼンする」ことをゴールに、その過程で魅力的なプレゼンのコツを身につけていく取り組みです。
今回は、学校で土曜日に実施している「土曜講座」の1つとして、トゥワイス・プランのスタッフが講師を務めています。
Zoomを活用してオンラインでグループワーク
もともとは教室でこの探究学習を実施する予定でしたが、学校が休校になったため、Zoomを活用した全4回のオンライン授業を実施することになりました。参加生徒は公募で集まった25人です。
初回はオンラインでリアクションをする際のルール
・質問など発言したいことがあるときは「手を挙げる」ボタンを押すまたは手で「good」ポーズを出す
・理解したときは可能な限り大きめにうなずく
・聞き漏らしたり、質問がしづらかったりする場合はチャットにテキストで出す
を確認しました。
その後、デジタルワークブックでワークの目的とゴールを確認し、「チームづくり」「プレゼンのトピック決め」のグループワークを行いました。
Zoomのブレイクアウトルーム機能を使って、全員でのやりとりと、各チームごとのやりとりを使い分けながらワークを進めていきました。
自分たちの興味をベースにトピック選び
今日の活動のメインは、ワークの最終的なゴールとなる「チームのプレゼンのトピック選び」。
「なんだろう・・。中2から高2までいるから、みんなに届く題材がいいよね」
「最近話題になってることってなにかな?」
「ここのところみんなが同じゲームをやってるのを見るから、その理由をちゃんと調べて考えてみたいな」
自分たちのこれまでの体験や気になること、そして見てくれる人たちに興味を持ってもらえそうなものなど、自分の興味・関心をベースにプレゼンのトピックを探っていきました。
「延期にはなったけど、パラリンピックの知名度が低いから知ってもらうためのプレゼンをしようと思います!」
「e-sportsって今注目されてるから、掘り下げてみたいです」
「今自粛中に何ができるのか、というプレゼンをします!」
チームごとにさまざまなプレゼンの種が出そろいました。
次回はこの種をチームで育てていき、プレゼンテーションをつくっていきます。
“事前アンケート” 結果レポート
このワークが始まる前に、探究学習、プレゼン、オンラインでのワークについてアンケートを取りました。
まず、探究学習についてのイメージです。
25人中23人の生徒が「難しそう」と回答し、探究は難しいのではないか?という印象を持っていることがわかりました。
一方、プレゼンに対するイメージは、大半が「役に立ちそう」と回答。
プレゼンとはどういうものか、またその意義は何かを理解していることがわかりました。
オンラインの授業に関しては、八千代松陰中高の場合ほぼ全員が経験者だったため、教室での授業と比べて「取り組みやすい」「取り組みやすさは変わらない」という回答が約半数となりました。
ワークがすべて終了した後、事前・事後のアンケート結果をまとめて、またお伝えします。
<TWICE PLAN 冨ヶ原>