クラスで協力してひとつのドラマをつくるワークです。
はじめに全員で世の中にある“ドラマ”についてリサーチ。その後チームを組んで自分たちのストーリーを話し合い、オリジナルの演劇を制作します。
舞台に立つキャスト、脚本、照明、舞台監督、衣裳、音響、宣伝美術、広報、プロデューサーといった舞台を支えるスタッフワークも分担。
チームでひとつのドラマをつくりあげながら、社会で役立つたくさんの力を磨きます。
【身につく力】
構成力、チームワーク力、課題発見・解決力、自己表現力、セルフマネジメント力
3~4人のチームを結成し、リーダーを決めて、チーム名や意気込みを考えます。そして、アイスブレイクで「自分の好きなドラマ」の魅力やストーリーなどについて話し合ったあと、自分たちでドラマのあらすじをつくります。
各チームがつくったあらすじを聞いて、全員の投票でクラスで上演するドラマの企画を決定。プロデューサー、脚本、演出、スタッフ、キャストを決めて部門ごとに準備をはじめます。
脚本部が完成させた台本をもとに、各部門が連携して具体的なイメージを描きながら準備を進めます。プロデューサーは脚本部、演出部と一緒に配役を決め、宣伝や集客、スケジュール管理など全体を統括して企画を実行していきます。
台本の読み合わせからはじめて、動きをつけての立ち稽古、本番前の通し稽古と、段階ごとに稽古をします。キャスト、演出、音響や照明など各部門、スタッフ全員で確認しながら改善を重ねて、仕上げていきます。
舞台でのリハーサルをして最後の確認をしたら、いよいよ本番の幕を開けます。全員で声をかけ合い、クラス一丸となって、これまでの準備や稽古のすべてを出し切り、思う存分楽しみます。
ドラマづくりの取り組みを振り返って、チームで印象に残っていることや感想などを話し合います。最後はひとりひとりレポートを書いて終了です。